高血圧　 喫煙

高血圧の原因は様々です。

高血圧の原因の中で、今回は、「喫煙による高血圧の発症」について焦点をあてて、まとめてみました。

喫煙する人必見ですよ。

高血圧と喫煙は非常に強いつながりがある

高血圧と喫煙は非常に強いつながりがあります。

高血圧で喫煙者である人は、まず喫煙をやめるだけで高血圧がかなり改善できるでしょう。

というのは、ﾀﾊﾞｺはただ吸うだけで血圧が上がってしまうからです。

この状態はﾀﾊﾞｺを吸っている間ずっと持続します。

たばこを吸うとどうして血圧があがるのか？

どうしてﾀﾊﾞｺを吸うと血圧が上がるのでしょうか？

ﾀﾊﾞｺにはﾆｺﾁﾝという物質が含まれています。

このﾆｺﾁﾝが副腎髄質を刺激することによって「ｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝ」と「ﾉﾙｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝ」というﾎﾙﾓﾝ物質が分泌されます。

ｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝとは

ｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝは、神経を興奮させる脳内経伝達物質のひとつで、心臓の働きを強めて血圧を上げたり、血管を拡張させる特徴があります。

ﾉﾙｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝとは

ﾉﾙｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝにも、同様に神経を興奮させる脳内経伝達物質のひとつであり、交感神経を刺激して血圧や心拍数を上昇させる特徴があります。

「

ｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝ」と「ﾉﾙｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝ」が引き起こす作用

• 血液中のｺﾚｽﾃﾛｰﾙを増加させる
• 不安や恐怖心を引き起こる
• 覚醒、集中、記憶力、積極性、痛みを感じなくさせる

といった特徴があります。

喫煙によって、これらの症状が体内で起こり、高血圧になるということです。

喫煙は「百害あって一利なし」と古くから言われているものですし、高血圧の予防にも喫煙を控えることをおすすめします。