〜「手術したの?」って聞かれました!わきが克服60日間プログラム〜
今回は、わきがの手術についてです。
今日、わきがの手術と一言で言っても、多くの手術方法があり、どの手術を受けたらいいのか選択するのが難しく、迷ってしまうのではないでしょうか。
また、同じ手術方法でもクリニックや医療機関によって名称が違ったりするので、受ける側は迷ってしまいます。
しかし、わきがの手術を受ける時に大切なのは、
とにかくわきがを完治させたいのか?
ある程度わきがの臭いが抑えればいいのか?
自分がわきが手術に対し、何を求めているかを明確にする事です。
わきがが完治しても手術痕が残る可能性があったり、わきがは完治しないけど、手術痕も残らないなど、手術によって、メリットとデメリットがあるからです。
同じ手術でも、どこのクリニックや医療機関で受けるかで、また大きく違ってきます。
わきがは命にかかわる病気ではありません。
なので、実際に足を運んで、自分の目で確かめて、後で後悔しないように、しっかりと医療機関を決めましょう。
以下に、今日、日本で行われている、代表的なわきが手術を紹介します
超音波治療法
超音波治療法は新しい手術方法で、わきが手術で最近注目されている、最先端の手術法です。
超音波治療法は超音波を利用して、わきがの直接の原因であるアポクリン腺をはじめ、間接的に関わっているエクリン腺.皮脂腺を破壊して、吸引.除去する手術方法です。
皮下組織吸引法
わきが手術の皮下吸引法は、ダイエットなどで行われている脂肪吸引法を応用した手術法で、わきが手術としては、昔から行われている治療法です。
皮下組織削除法
わきが手術における皮下組織削除法は、片方がローラー、もう片方が鋭利な刃でできた特殊なはさみのような器具を使って、汗腺(アポクリン腺、エクリン腺)、皮脂腺などの皮下組織を挟むように削り取っていく手術法です。
皮下組織掻爬法
わきが手術における皮下組織掻爬法(ひかそしきそうはほう)は、キューレットというスプーンのような器具を使い、汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)を掻き出す治療法です。
切除法
わきが手術における切除法は、わき毛の生えている部分の皮膚を汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)・皮脂腺、わき毛ごと取り除く、わきが手術の中で、最も古くから行われている治療法です。
剪除法
わきが手術における剪除法(せんじょほう)は、医師がアポクリン腺を確認し、1つ1つ取り除いていく治療法です。(直視下摘除法とも呼ばれています)
電気凝固法
わきが手術における電気凝固法は、わき毛と同時にアポクリン腺・皮脂腺を高周波電流で破壊するわきが手術です。
*電気分解法
わきが手術における電気分解法は、わき毛と同時にアポクリン腺・皮脂腺の分泌口を高周波電流によって破壊するわきが手術法です。
ボトックス注入(注射)
わきが治療におけるボトックス注入(ボトックス注射)は、ボツリヌス菌(医薬品)という筋肉の収縮を抑え、神経節に作用する毒素を利用して、汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)の働きを一時的に抑えるわきが治療法です。
〜手術する前に読んでね!わきが克服60日間プログラム〜
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