最近、「高血圧」という言葉、良く耳にしますよね。
また、「低血圧で朝が弱くって」
という言葉も耳にします。
さて、「血圧」とは何なんでしょう?
血圧とはよく使われる言葉ですが、実際には知らない人が多いようです。
実は私もそうでした。
「血圧」と、当たり前のように使っていたけど、
「血圧って何?」
って聞かれたら、今一説明する事ができませんでした(;一_一)
きっとそういう人は多いと思うので、まず、血圧について説明しますね。
血圧とは?
血圧とは、血管内を流れる血液が、血管壁に与える圧力のことをいいます。
血管には
などがありますよね。
ここでいう
「血圧」とは一般的に動脈のことを指します。
血液は心臓のポンプ作用によって全身の血管に押し出されてきます。
心臓のポンプ作用とは、心臓の壁が収縮と拡張をくり返す作用です。
心臓には弁があって、
血液は、
心臓→動脈→毛細血管→静脈→心臓
と
一方向に流れます。
血液はまず、動脈を通って全身の細胞に酸素や栄養分を運びます。
次に、静脈を通って老廃物などを回収する役割を担い、再び心臓に戻ってきます。
こうした心臓による血液循環で、人間の生命は維持されているのです。
そして、この時、全
身にくまなく血液を送り出すために、動脈には常に圧力がかかっているのです。
そして、良く耳にする
「血圧」とは、血液の圧力によって血管壁が押される力のことなんです。
血圧は、
- 心臓から送り出される血液の量(心拍出量)と
- 血管の硬さ(血管抵抗)
によって決まります。
血圧は
心拍出量が大きくなれば血圧は上がる
血管抵抗が小さくなれば、血圧は下がる
という関係にあるのです。
血圧の上と下って何?
血圧測定をしたら、良く、
「上が120で下が90」
とかって聞きますよね。
この血圧の上・下というのは何なんでしょうか?
上と下、血圧を示すふたつの数字の意味は?
血圧の上・下は、正式には
- 血圧の「上」は収縮期血圧(最大血圧)
- 血圧の「下」は拡張期血圧(最小血圧)
といいます。
心臓は、収縮と拡張を繰り返すポンプのような働きをすることで、血液を送り出しています。
心臓が収縮したときには、血液が大動脈に送り出され、血管に高い圧力がかかり、これを
収縮期血圧(最大血圧)といいます。
反対に、
血液を送り出した後に心臓が拡張して、肺などから血液を吸い込みます。このときに血圧は最も低くなり、これを
拡張期血圧(最小血圧)といいうのです。
少しイメージがつきましたか(^v^)?
なんか生物で勉強したような内容でしたね☆
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