腹圧性尿失禁 治療

腹圧性尿失禁の治療についてです。

腹圧性尿失禁 治療


腹圧性尿失禁の軽症〜中等症と判断された場合は、保存的治療を行います。

腹圧性尿失禁治療@ ケーゲル体操


このサイトでも紹介していますが、ケーゲル体操という骨盤底筋訓練が、腹圧性尿失禁に効果があるとされています。

 ケーゲル体操は、弱くなった骨盤底筋を強化し尿道を閉じる機構を強化する体操で、肛門や腟を意識的に締めたりゆるめたりして骨盤底筋を強化するものです。

 ケーゲル体操は、正しい方法で長期間続けることが重要です。

 そうする事で、骨盤底筋が鍛えられ、腹圧性尿失禁の症状が良くなっていきます。

腹圧性尿失禁治療A 電気刺激療法



 腹圧性尿失禁の治療の1つに、

骨盤底筋強化のため、電気刺激によって必要な筋肉を収縮させる電気刺激療法もあります。

腹圧性尿失禁治療B 膣内コーンを用いたトレーニング

また、腟内コーンという器具を腟内に15分程度、1日2回ほど保持し、それを徐々に重たいものに変えていくことで骨盤底筋を強化する方法もあります。

シマルッチ
シマルッチ


いずれも腹圧性尿失禁を軽減するのに有効な治療法です。

薬物による腹圧性尿失禁の治療


 薬物による治療としては、

  • 尿道の括約筋を緊張させる作用のある交感神経刺激薬
  • 閉経後の女性に対しては女性ホルモン薬

などの薬物があります。

手術による腹圧性尿失禁の治療


重症な腹圧性尿失禁の場合や患者さんの希望の強い場合などには、手術による腹圧性尿失禁の治療が行われます。

腹圧性尿失禁の手術にはいくつかあります。

尿道括約筋の機能が低下している場合には、尿道の周囲にコラーゲンを注入する治療

尿道括約筋を圧迫するように腹部の組織や人工線維で尿道を支えるスリング手術

日本ではあまり行われていませんが人工括約筋埋め込み術

 膀胱や尿道の機能を改善させるための治療として

  • 前腟壁(ぜんちつへき)整形術
  • 経腟的膀胱頸部(けいぶ)挙上術
  • 恥骨後式(ちこつこうしき)膀胱頸部挙上術

などがあります。

>>〜大人気!女性のための・尿漏れ・尿失禁 改善マニュアル絶賛発売中〜<<



尿漏れ対策ラボ 女性編について

ページの先頭へ
トップに戻る
友達に教える


(C)尿漏れ対策ラボ 女性編