当サイトは尿漏れに関する専門サイトです。腹圧性尿失禁に使われる治療薬についてです。

私の尿漏れが良くなった方法はこれ

腹圧性尿失禁の治療薬

 

腹圧性尿失禁に対して保険適用となる薬は

 

「スピロペント(塩酸クレンブテロール)」と呼ばれるβアドレナリン作動薬のみとなっています。

 

 

スピロペント

 

スピロペントは、もともとは気管支ぜんそくの薬ですが、

 

・尿道を閉めるバルブ的な役割を果たしている「尿道括約筋」の締まる力を強めて尿漏れを起こりにくくする効果
・膀胱の収縮を抑える「ダブル」の効果がある

 

ことから、腹圧性尿失禁の治療薬としても処方されるようになったのです。

 

 

スピロペントの副作用

 

副作用としては、

 

  • 筋緊張が高まる
  • 手足の震え
  • のぼせのような感じがする

 

などの症状が現れる場合があります。

 

また、重症のカリウム低下が報告されており、

 

副腎皮質ステロイド薬、利尿降圧薬と併用する人は注意が必要です。

 

スピロペントは、骨盤底筋体操の効果を高めるために使用されるほか、手術を希望しない患者さんが長期間使うこともあります。

 

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