正しい歩き方
正しい歩き方
貴方は自分の歩き方に自信がありますか?
歩くという行為は、日常の中で、一番多い動作かもしれません。
会社に行く、散歩をする、コピーを取りにいく、買い物に行く、トイレに行く、全ての日常の行為には、「歩く」という動作が必要になってきます。
そして、「歩く」という行為は、一番、多くの人の目に触れます。
喫茶店にいても、お会計の時、トイレの時は歩きますよね?
デートの時も、彼とお店まで歩きますよね?
飲み会の時も、みんなでお店まで歩きますよね?
買い物に行ったら、みんな歩いていますよね?
こんなに毎日歩いているのに、だれも「歩き方」を教えてはくれませんよね。
つまり、多くの人の歩き方が「我流」なのです。
「我流」で歩き方が、合っている人もいるし、間違っている人もいます。
良く「歩き方が変」と言われる人いませんか?
それは、ちょっと間違った歩き方なのです。
たとえば、足の裏をよくズッズッとすって歩く人、これは間違った歩き方です。
この歩き方は、女子高生や若い女性に多くみられますが、格好良い歩き方ではありません。
よく転ぶ人も、歩き方が間違っているかもしれません。
歩き方が間違っていると、体の部分部分に余分な負荷がかかり、腰痛、背中痛、などの原因にもなります。
間違った歩き方をずっとしていると、体が歪んでしまい、O脚になってしまう可能性もありますし、外反母趾がひどくなる事もあります。
「歩き方」は長い人生、ずっと付き合っていかなくてはいけない事なので、ちゃんと正しい歩き方をマスターする事が大切です。
正しい歩き方のコツを教えましょう。
基本的には、司令部である、脳・頭を揺らさないことです。
他の事も一度に行うためには、<基本>は
「頭のてっぺんからヒモで吊るされている」様に伸び上がっていることです。
まず、これを意識するのが大切です。
そして、
1.つま先をあげてかかとからしっかりと着地する。
この時のポイントは、かかとを意識し、このかかとでできる限り歩くようにして、前足部(足の裏の土踏まずの部分)は使わないようにすることです。
2.ひざは伸ばし、最後まで曲げない。
かかとから着地すれば、ひざは自然と曲がらなくなるはずです。
なお、ひざを曲げないつもりでも、着地した足が再びあおられて次の一歩のために、地面から離れる時には、ひざは自然に少しだけ曲がるので、ぎくしゃくした歩き方になる心配ありません。
3.歩幅は大きく、大股に歩く。
なぜ、大股なのか?というと、歩幅が小さいと、かかとから着地しにくくなり、チョコチョコ歩くという不健康な歩き方になってしまうのです。
逆に大股に歩くと、かかとからしっかりと着地しやすくなるのです。
4.アゴは出来るだけ上げる。
これには、色々な意見があるのですが。。
多くの本には、『アゴを引いて歩くように』と書かれてありますが、これだと次第に背中が曲がって、前のめりの姿勢になってしまいます。
そうなると、かかとからの着地が難しくなってしいます。
アゴを上げて歩くと、それだけで1〜3までの重要な項目が事前にクリアされるので、私は、あごを上げて歩くのがお勧めです。
5.よく言われる『足の親指で蹴って歩く』
は特に考えないで良いです。
単純に『かかとからの着地』だけを意識していればいいですよ。
かかとから着地すれば、足はロッキングチェアーのようにあおられ、親指はこの『あおり』に従って、自然に爪先が最後に地面から離れるのです。
以上を意識して、歩くと、正しく美しい歩き方が身につきますよ。
ポイントは、「頭のてっぺんからヒモで吊るされている」様に伸び上がっていることを意識して、
アゴ→かかと→ひざ→歩幅、
の四つを、この順序で頭に叩き込んでおけばOKです。
私もこれを意識するだけで、随分と歩き方が良くなったと言われます。
実は、以前は、すっごい変な歩き方だったみたいで。。
自分ではなかなか分からないんですよね。
でも、いつかはちゃんと向き合わなくてはいけないと思って、色々調べて、あと、ヨガとか整体行った時に、先生に教えてもらったりして、身につけました。
少しずつでも、正しい美しい歩き方を身につけていって下さいね!
長い人生なので、歩き方が変わると、すっごい変わりますよ!