制汗剤のアルミでアルツハイマー?
制汗剤のアルミでアルツハイマー?
大人の女性として、色々な知識を持っておきましょう。
「制汗剤のアルミでアルツハイマー?」という題なんですけど、
最近、アルミが配合された制汗剤が効果があるとして、人気を集めています。
しかし、その一方で、アルミは人体に有害で、特に、アルツハイマーを引き起こすと言われています。
では、真意はどんなのでしょうか?
アルミニウムには制汗作用があり、アルミニウム製剤は多汗症の人にも有効です。
なお、この治療は『物理的に汗を止める』だけであり、多汗症自体を治すものではありません。
使用を中止すれば、また汗が出てくるようになります。従って、継続的な使用が必要です。
また、アルミニウムは人体に有害な物質であり、脳に蓄積されると痴呆症(アルミニウム脳症)に至ることがわかっています。
しかし、『制汗剤として外用』した場合の影響について、はっきりとした結論は出ていません。
という事で、アルミニウムは、多汗症の治療に使われています。
しかし、おそらく薬局などで私達が買う、制汗剤には、多汗症の人が治療で使うだけのアルミニウムは配合されていませんから、どこまで制汗の効果があるかは、なんとも言えません。
また、アルツハイマーとアルミニウムの関係についてです。
これは、色々な説があります。
たとえばアルツハイマー患者は、髪からアルミが検出される量が
その他一般人よりきわめて少ないというデータがあります。
これも
「髪から出ない=アルミを摂取していない」という解釈と、
「摂取したアルミを一般人は毛髪という形で排出できるが
アルツハイマー患者は毛髪という形で排出しづらいから蓄積する」
こういう解釈があります。
つまり、どう解釈するかによって、色々違ってくるのでしょう。
難しい所ですね。
しかし、一節では、「アルミニウムでアルツハイマーになるという説は否定された」とも言われています。
制汗剤にアルミニウムが含まれていると言って、それがそんなにアルツハイマーになる程の量が含まれているか?という点が問題になってきます。
「アルミ鍋でアルツハイマー」と一時期言われましたが、実際のところ、アルミ二ウム鍋で料理した時に、溶け出してくるアルミニウムの量なんで、とっても微量です。
普段私達が、口にする水道水を浄化する時に使っているアルミニウムの方がはるかに量が多いんです。
つまり、「アルミニウム鍋」をどうこう言う前に、水道水に注意!となるのです。
なので、「制汗剤でアルツハイマーになる」と、敏感にならなくても良いと思いますよ。
気になる人は、アルミニウムフリーの制汗剤を使うと良いですよ。
前のコラムで、紹介した、手作りの「ミョウバン水」は、その点、手作りで、ミョウバンと水だけからできているので、お勧めですよ。
あと、アルミニウムフリーの制汗剤 もあります。
個人差はあるようですが一回の使用で一週間も臭いのもとを中和し続け、入浴、水泳、激しい運動の後でも効果は皮膚内部で持続するというものです。
興味があったら、試してみて下さいね。