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尿失禁

尿失禁とは、自分の意志とか関係なく尿が漏れてしまうことです。尿道外尿失禁とも言います。

 

通常、人間の体は、特に意識することもなく尿を膀胱に溜め、尿意を覚えた時、又は意識的に尿を排出することができます。しかし、尿失禁は、無意識に尿を排出してしまうのです。これにより、社会的、衛生的に支障を生ずるものと言われています。

 

尿失禁は大きくわけて4つに分けられます。腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流性尿失禁、機能性尿失禁とあります。
1. 腹圧性尿失禁は、急に腹圧がかかった時に尿が漏れてしまう病気です。くしゃみや重いものを持ち上げる時、走る動作で起ります。40代以上の女性の3人に1人が経験したことがあるとされ、原因は、出産、便秘、肥満が主で尿道を支える筋肉が弱ってしまうと起きる病気です。
2. 切迫性尿失禁は、前触れもなく、尿意を催し、その高まりが強くて急なため、その場でもらしてしまう病気です。男女問わず(特に男性に多い)70歳すぎの高齢者に見られます。
3. 溢流性尿失禁は、常に膀胱内に尿が目一杯溜まっているため、容量を超えて尿が溢れて少しずつ尿が漏れる病気です。男性に多い尿失禁で、前立腺肥大症などの病気であることが特徴です。
4. 機能性尿失禁は、尿道や排尿機能自体は正常でありながら、身体、精神障害のためにトイレに行くことができない、トイレに行きたがらない、間に合わないなどで尿が漏れてしまう病気です。アルツハイマー病や痴呆、または脳卒中による後遺症で身体が動かせない状態になった場合です。