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切迫性尿失禁 原因

切迫性尿失禁の原因は、大きく分けて3つのケースに分けられています。

 

まず、脳や脊髄の障害により起きる場合です。
通常ですと、人間の身体は、「おしっこがしたい」と思っても脳が膀胱に排尿をストップさせています。しかし、神経の回路に障害があると、この抑制システムが働かず、膀胱に尿が溜まると意志に関係なく尿を漏らしてしまいます。脳障害は、脳卒中、脳梗塞、脳血栓があげられます。脊髄障害は、事故による脊髄損傷、変形性腰推症などです。パーキンソン病、多発性硬化症などは、神経変性疾患の代表的な病気です。

 

次に、高齢者に多い膀胱の不安定性によるものです。はっきりとしたメカニズムは現在わかっておりませんが、膀胱にたくさん尿が溜まっていなくても尿が漏れてしまう事です。年を重ねていくことで、身体も衰えていくことからこのような原因が考えられています。

 

最後に、病気によって起こっている場合です。
膀胱炎、膀胱癌、尿結石、膀胱結石などが原因で尿漏れを引き起こしている場合もあります。尿漏れから病気を発見することもありえることです。

 

原因については、未だに判明していない部分もありますが、尿漏れから大きな病気を発見する可能性もありますし、治療を優先し、快適な毎日が過ごせるようにしていきたいものです。