尿漏れで悩んでいる人のためにつくった、尿漏れ対策専門サイトです。

過活動膀胱 治療

治療を受ける前に(病院へ行く前)、排尿日記をつけてみましょう。自分の症状を知るとともに、正確に知るためには排尿日記をつけることが有効です。この日記には、記入日から、起床、就寝までとトイレに行く回数、焦ってトイレに駆け込んだ回数、漏らしてしまった回数、時刻まで細かく書きます。初めての診察時に医師に提出すれば、状態を的確に診断でき、効果的な治療法を早期に開始できることに繋がります。

 

 

過活動膀胱の治療法は、薬物療法が一般的です。他に、トイレの間隔を伸ばす訓練をする、水分摂取の制限、骨盤底筋体操などの自分でできる治療もあります。
薬物療法は過活動膀胱を引き起こす原因となる、排尿に影響する筋肉が過剰に動くのを押さえ、膀胱で溜められる状態をつくります。抗コリン剤、平滑筋弛緩剤、三環系抗うつ剤などがあります。
また、トイレに行く間隔を少しずつ長くするように意識することで、膀胱の容量を大きくすることができるため、長くためられるようになります。水分摂取の制限は、過度な水分制限は禁止し、カフェインを含む飲み物を避けることに気をつけましょう。骨盤底筋体操は、尿道を締める働きをもつ骨盤底筋を鍛えることにより強くなり症状が軽くなります。時間を見つけ、続けて行いましょう。