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腹圧性尿失禁 原因

腹圧性尿失禁の原因は、女性特有の身体の構造が関係していることが多いのです。出産、骨盤の手術、尿道や子宮の位置の異常などが原因で尿道の括約筋が弱くなるために起こると言われています。女性の尿失禁で最も一般的なタイプです。

 

詳しく説明すると次のことが言えます。
骨盤底筋群の緩みにより起こる場合です。
女性は、骨盤底筋群と呼ばれる股の間から、肛門にかけて広がっている泌尿器をはじめ、膣や子宮、直腸などをハンモック状に吊り上げている筋肉がさまざまなことにより歪みやすくなります。そして筋肉が緩むと膀胱や尿道はお尻のほうへ下がります。それにより、腹圧がかかった瞬間、尿道の締まりが悪くなり、尿が漏れやすくなるのです。また、閉経後エストロゲンの分泌が減るため、尿の流れを抑える力が低下してしまいます。肥満の場合は、余分な重さが膀胱を圧迫するため尿漏れなどが起きやすくなります。

 

次に尿道が短いということです。
女性の尿道は約4cm、ちなみに男性は20cmとかなりの差があります。男性は尿道を締める前立腺があるのですが女性にはありません。そのため、括約筋が弱く、尿漏れが起きやすいのです。

 

最後に子宮・卵巣・膣などの腫瘍により起こることです。膀胱、尿道の近くに存在するので影響を受けやすいのです。

 

このように女性の身体と腹圧性尿失禁には深い関係があることが分かります。