多汗症の心身療法
多汗症の心身療法
多汗症の治療方法には色々なものがあります。
多汗症は精神的なことに起因していると考えられることもあり、心身療法による治療によって、多汗症の症状を和らげることができます。
特に汗に対して恐怖心や不快感を強く持っている場合、心身療法による治療を試してみるのもいいと思います。
多汗症が原因で、人前に出ることが苦手になったり、人の視線が気になってしまう、といった精神的な病気の引き金になってしまう事があるからです。
実際に私も小学校の頃、「手に汗をかく」という「手掌多汗症」で友達から「いつも手が湿っていて気持ち悪い」と言われ、いじめられたのをきっかけにして、かなりの多汗症になりました。
心身療法による治療では、カウンセリングを受けることで多汗症に対するマイナスな意識を変える治療方法や、交感神経や副交感神経などの自律神経のはたらきを整える訓練をする治療方法などがあります。
私も、大学での友人が男女問わず優しい人で、私が汗をかいてお尻が濡れてズボンに汗染みができていたり、脇から汗が垂れてきても、おおらかに受け止めてくれてから、精神的にすっごく楽になりました。
「人前で汗をかいてもいいんだ」って思う事で、精神的にリラックスするようになりました。
また、色の濃い服を着る時は、汗をかきそうだったら背中にタオルを入れたりしました。
また、ハンカチは常にタオル生地のと普通のハンカチを持ち、タオル生地のは汗ふき専用に使っていました。
そうする事で、人前で手を拭いたりする時は、「普通のハンカチ」を使い、なんとなく安心しました。(汗を拭いてないハンカチという事で、清潔な気持ちになったんですね)
多汗症は、色々な原因があり多汗症になるのですが、やはり精神的な部分は大きいと思います。
精神的な部分をケアしたら全ての多汗症が治るという訳ではないのですが、でも、ある程度、多汗症は楽になると私は思います。
なので、私は個人的に久保田式多汗症改善7日プログラムはお勧めです。
精神的に楽になる方法のコツが色々と載っているので、
「ああ、確かに思った程、周りの人は自分の事を気にしていないな」
っと思ったり、緊張を解くコツとかが載っているので、「人前で緊張しての多汗症」という部分はこれを読んだら楽になると思います。
あくまで書物で、考え方を変えるポイントが載っているだけなので、人によっては効果がないかもしれません。
その場合は、一度、カウンセリングを受けてみるのもいいと思います。
ただ、現実問題、最近は、心が疲れている人が多く「診療内科」のカウンセリングが3カ月待ちとかのクリニックが多いで、なかなかすぐに診療を受けれないかもしれません。
実際、私の家の近くの診療内科はどこも「新患は、一か月〜三カ月待ち」でした。
でも多汗症は、ある程度は待てる病気なのでカウンセリングの予約を入れて、待っている間に、久保田式多汗症改善7日プログラムを読むというのも、一つの手だと思います。
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