多汗症に悩んでいる人は多いと思います。多汗症から考えられる病気や疾患についてみてみましょう。

多汗症の原因 病気や疾患

多汗症の原因 病気や疾患

 

 

何らかの病気や疾患、具体的には中枢神経系の異常・循環器疾患・内分泌異常・代謝異常などで多汗症になることもあります。

 

病気や疾患が原因でなる多汗症は局所的に起こることは少なく、全身的に起こることが多いので、全身性多汗症に区別されます。

 

そのため、病気や疾患、重症の病気が「多汗症の原因」となっている場合があります。

 

そういったものが原因の場合、先ほども述べた、全身に汗をかく「全身性多汗症」になっている場合があるのです。

 

例としてあげられる病気は、甲状腺機能亢進症、末端肥大症、急性リウマチ、生殖器障害、糖尿病、結核等です。

 

甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンの増加により、発汗を促します。

 

女性に発症の多い、バセドウ氏病などがそうです。

 

私の友人の女性も、バセドウ氏病ですが、とにかく全身に汗をかいています。私の「多汗症」とは、また違った症状で、彼女は、汗をかくとイライラして自分をコントロールするのが大変なのって言っていました。

 

実際、一緒にいても、すっごい汗をかいてきたら、体が具合悪そうで、バセドウ氏病になってまもない頃は、彼女の感情が高ぶってしまって、泣いてしまった事もありました。

 

症状は人によって様々でしょうが、「ちょっとおかしいな」って思ったら、一度、医師に診てもらうといいですよ。

 

体の何かのサインかもしれません。

 

また、肺の病気で呼吸困難がある場合、血液中の二酸化炭素が増加し、体温調節中枢の調節レベルを低下させ、発汗が増加します。

 

このように多汗症になってしまう理由が、以上の病気にはそれぞれあります。

 

また、パーキンソン病等の中枢神経障害や神経痛などの末楕神経障害によっては体臭を発する事もあります。

 

急に汗の量が増えたり、汗をかきやすくなった場合、極度に汗が臭う場合は、病気や疾患が原因で多汗症になってしまった疑いがあります。

 

その場合、まずはその原因となる病気や疾患を治療する事を最優先に考えましょう。

 

また、そのような場合、多くは「体の不調」や「体の異常」が出てきます。

 

世間一般に言う、「汗かき」「多汗症」の場合、対人恐怖症になったりしますが、強く「イライラ」したり、強い「けだるい」感じはあまりありません。

 

私の場合、多少「のぼせる」症状や「動悸」はありますが、「病的」なものまではいきません。

 

突然ある日「多汗症」になって、

 

. 精神的(ストレス・緊張・不安)
. 遺伝(体質)
. 肥満
. 食生活(食事)
. ホルモンバランスの崩れ(更年期)

 

が当てはまらない場合は、「病気や疾患による多汗症」が考えられるので、病院に行き、医師に相談しましょう。

 

私の同僚の男性は、実際、煙草が体に合わないのに、煙草を吸い続けたら、ある日、心臓がすっごく苦しくなったんですって。
病院に駆け付けた所、体の一酸化炭素濃度がすっごく高くなっていて、一酸化炭素中毒状態にないて、死ぬ所だったんです。

 

その頃、仕事で彼とはよく一緒に過ごしていたんですけど、悪臭としかいいようがない位に、彼の汗が臭く、そして大量に汗をかいていたんです。

 

きっと、体が異変のサインを出していたのかなって思います。

 

それ以来、禁煙をした所、一週間もたたずに彼の汗の臭いは薄くなりました。

 

私の別の知り合いも、異様に汗をかき、そしてなんか汗が臭いと周りに言われるので、「一応」程度に病院に行ったら、やっぱりその人も体に疾患があったんです。

 

なので、「異様に汗が臭い」場合は、やはり普通ではない状態なので、医師に一度みてもらった方がいいと思いますよ。

 

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