多汗症とホルモンバランスの崩れ
多汗症とホルモンバランスの崩れについて
多汗症になる原因としてあげられる理由の中にホルモンバランスの乱れというのが挙げられています。
ホルモンとは体の機能を効率的に動かすために必要不可欠な成分になるのですが、多汗症を引き起こす原因の一つとしても注目されているのです。
主にホルモンバランスは脳にある視床下部という組織がコントロールを行っています。
そして自律神経のコントロールも行っていますので大変重要な組織という事です。
ですが、ホルモンバランスが崩れてしまうと視床下部の働きが妨げられてそのときに自律神経のコントロールも乱れてしまうのです。
これが原因で、体温調節の機能がうまく働かなくなって多汗症を引き起こしてしまうという事になるのです。
ホルモンバランスが崩れる大きな原因として、月経や妊娠、更年期障害などが挙げられています。
特に女性の場合はホルモンバランスに乱れによる多汗症を引き起こす事が多く、多汗症は女性に出やすい症状と言われているのです。
もちろん男性もホルモンバランスの乱れで多汗症を引き起こす可能性があります。
基本的にはホルモンバランスが崩れた場合はホルモン剤などの薬物治療が一般的で、ホルモンバランスが治れば多汗症も改善されることが多いですよ。
また、この「ホルモンのバランスの崩れ」による多汗症も、「ホルモンのバランスの崩れ」で多汗症になり、それがさらに精神的にプレッシャーを感じて、「精神的な多汗症」も加わる場合が多いです。
なので、久保田式多汗症改善7日プログラムを読み、精神的な部分での多汗症を抑えると、汗の量が落ち着くかもしれませんよ。
私の友人も出産を期に、女性ホルモンのバランスがくずれることによる多汗になり、とにかく汗をかくようになりました。
そしたら、それが気になり、さらに精神的なものも加わり、「多汗症」がひどくなりました。
彼女の場合も、私が勧めて、「久保田式多汗症改善7日プログラム」を読んでから、精神的な多汗症が落ち着いたら、その前の比べ、ずいぶんと汗の量が減ったと喜んでいました。
私の母も、更年期障害の時、ひどく汗をかいたと言っていました。
私の周りの更年期の女性は、ほとんどみんな、のぼせるような感じがすると言って汗をかいています。
これもホルモンバランスによる多汗症の一種です。
ちょっと話がそれますが、興味深い事に、ホルモンの変化がわきが臭に影響することも分かっています。
しかし、残念ながら、ホルモンがどのような仕組みでアポクリン腺の分泌を促進したり、抑制しているのかはまだよく分かっていません。
また、女性と男性では、その作用も大きく異なります。
女性では、生理の前に腋のニオイが強くなる人と、排卵日前後が強い人、
私もそうですが、生理中に強くなる人(これが一番多いと思います)とさまざまです。
女性では、もう一つの原因として「嗅覚の感度」との関連もあります。
嗅覚が敏感になれば、同じ強さのニオイでも強くなったように感じるからです。
女性が生理の前後に嗅覚の変化があるのは、実はよく知られたことなのです。
また、男性ではアポクリン腺の成分に「アンドロステロール」や「アンドロステロン」といった男性ホルモン様の揮発性ステロイドが含まれていますから、当然全身のホルモンの変化がわきがのニオイに影響することは十十分考えられます。
いずれにせよ、これらのホルモンが与えるニオイの変化は、例えば「他人に分からない」程度のニオイが「他人を不快にする」程度のニオイに大変化するということはありません。
自分だけで感じる変化の範囲内のものなのです。
しかし、「生理前になると、汗の臭いが濃くなる」など、生理周期と汗の臭いは関係あるの?という質問はよく聞かれるので、参考にして下さいね(^−^)
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