葉酸の豊富なだだちゃ豆
葉酸は妊娠したい女性にとって重要な栄養素
葉酸って知ってますか?
葉酸って最近あちこちで聞きますよね。
「葉酸」は、ビタミンB群の一種なんです。
最初にほうれん草から抽出されたため、「葉酸」という名前がついたんです。
「葉酸」は、体の組織や細胞の発育、タンパク質の合成には欠かせない栄養素で、緑黄色野菜や卵黄、豆、果物などに多く含まれています。
しかし、欧米型の食生活にに慣れたた現代の私たちには、不足しがちな栄養素の一つなんです。
特に、妊婦さんや妊娠を希望する女性には「葉酸」は非常に重要な存在なんです。
2000年には厚生省より妊婦可能な女性全てに「葉酸」を摂取するよう呼びかけを行い、2002年からは母子手帳にも葉酸に関する記述が記載されるようになったんです。
どうしてそこまで「葉酸」の重要性を強調するのでしょうか?
葉酸は先天性異常児の出生率を70%低減させる!
サプリメント先進国のアメリカでは、日本よりずっと早い時期から「妊婦には葉酸が必要」と叫ばれているんです。
それは、妊娠初期に葉酸を摂取することで、神経管閉鎖障害など先天性異常の子供を出産する危険性を減らすことができるからなんです。
健康な赤ちゃんの誕生を願わない親はいませんよね。
胎児の細胞が発達する妊娠1ヵ月前から妊娠3ヶ月の期間に葉酸を1日0.4g摂取すると、神経管奇形のなんと70%が予防できるのです。
更に、先天性異常の予防だけでなく、流産予防や子宮内壁の強化、受精卵を守るためにも効果的なんです!
つまり、妊娠を望む女性なら、実際に妊娠する前から葉酸を摂取しておく必要があるのです。
葉酸は、元気な赤ちゃんを待ち望むママの愛情を、カタチにしたものなのかもしれませんね。
だだ茶豆には葉酸が沢山!
だだちゃ豆は栄養学的にも優れたものです。
とくにだだちゃ豆には葉酸がどんな食物よりも多く含まれてるんです。
なので、妊娠を望む女性、いつかは妊娠したいと思う女性は、だだ茶豆を食べましょう。
とにかく栄養豊富なだだちゃ豆
「だだちゃ豆」の中でも、特に、「早生白山だだ茶豆」と「白山だだちゃ豆」の2種類は、アミノ酸の一種GABAを多く含んでいることがわかったんです。
GABA(γーアミノ酪酸)とは、ヒトの脳や脊髄に存在する神経伝達物質で
- 血圧降下
- 空腹時血糖値の改善
- 中性脂肪の低減
- 脳内血流の活性化
- 精神安定
などの効果があるとされているんです。
私の母が最近、中性脂肪が多く高血圧という事もあり、「早生白山だだ茶豆」と「白山だだちゃ豆」の2種類を良く食べます。
でも、この2種類は大人気で良く売り切れてしまうんですけどね(^_^;)
だだちゃ豆は、ほんとうにすばらしい野菜で、だだちゃ豆に含まれているアミノ酸は肝機能を回復させる働きと、夏ばてを改善する効果もあるんです。
さらにすごい事に、だだちゃ豆にはメチオニンも多く含まれているんですよ。
メチオニンは肝臓機能の強化の働きがありアルコールの分解を促進します。
それでビールとだだちゃ豆はとっても良い組み合わせなんです。
今年のように暑い夏には、必須の野菜なんですよ!
だだちゃ豆はやっぱり山形!
私がお勧めのだだちゃ豆は、山形の本場のだだちゃ豆です。
最近、私がよくお取り寄せしているのが、清川屋のだだちゃ豆です。
山形の友人に教えてもらって頼んでみたら、すっごく美味しくて、それ以来「だだちゃ豆は清川屋」と決めていて、だだちゃ豆の季節になると毎年頼んでいます。
だだちゃ豆の味がすっごく濃くて甘くて、箱で頼んでもすぐに無くなってしまいます。
清川屋のだだちゃ豆を食べたら、「豆ってこんなに美味しいの?」って思うと思いますよ。
個人的には、「だだちゃ餅」が大好きで、夏が待ち遠しいです。
おかげで夏バテ知らずです(^^)