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高血圧 吐き気
高血圧の人が吐き気を感じた場合、それはもしかしたら、脳の血管に障害が生じているのかもしれません。
高血圧の起こす合併症
高血圧の人が起こす合併症の一つとして脳血管障害という恐ろしいものがあります。
代表的なものとして、
- 脳腫瘍
- 脳出血
- 脳梗塞
- くも膜下出血能動脈硬化症
などと呼ばれる病気がそうです。
高血圧と脳血管障害の関係
脳血管障害のほとんどの場合、高血圧による動脈硬化が症状を進行悪化させる原因となるのです。
脳血管障害は、場合によっては、
- 言語障害
- 運動障害
- 麻痺
- 意識不明
に陥ります。
そして、軽症で回復しても身体に麻痺が残ったり後遺症が心配される恐ろしいものなのです。
脳血管障害の症状
脳腫瘍の症状としては
- にぶい頭痛が繰り返しおこる
- 病気が進行すると痛みは強くなる
- 吐き気がないのに嘔吐する
- 目のかすみが出てくる
くも膜下出血の場合には、
- 激しい頭痛が突然起こる
- 痛みがひどくなる
のが特徴です。
ものすごい頭痛と、吐き気をともないます。
脳血管障害と吐き気の関係
いずれの場合も頭痛と吐き気をともないます。
この吐き気は、脳の内圧が高くなりもよおすのです。
脳血管疾患は多くの場合、
- 血管内に血栓（血のかたまり）ができて詰まる
- 脳内の毛細血管が切れる
などで起ります。
メカニズムとしては、脳内の血液循環に異常が起きて脳の内圧が高まってくると、延髄にある嘔吐中枢神経が刺激され、吐き気が生じるというものです。
なので高血圧の人が吐き気を感じたら、恐ろしい症状の前触れの可能性が高いので、注意が必要です！
