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妊娠高血圧症候群
妊娠高血圧症候群とは？
妊娠高血圧症候群とは、
妊娠20週以降、分娩後12週の間に高血圧、または高血圧にタンパク尿がともなう症状のことを言い、2005年までは妊娠中毒症と呼ばれていました。
妊娠高血圧症候群の場合の高血圧
妊娠高血圧症候群の場合の高血圧とは、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上のことを言い、タンパク尿とは健康であれば尿に出ないはずのタンパクが出ることを言います。
妊娠高血圧症候群は、妊娠8ヶ月以降の妊娠後期に症状が出やすく、1割ぐらいの妊婦が発症しています。
妊娠高血圧症候群の原因
妊娠高血圧症候群の原因は、はっきりとわからず不明ですが、妊娠にともなう母体の様々な変化によるものだとも言われており、母体だけでなく、胎児の発育にも影響がある怖い病気です。
妊娠高血圧症候群になりやすい人
では、妊娠高血圧症候群はどういった人がなりやすいのでしょうか？
以下にまとめてみました。
- ・糖尿病、高血圧、腎臓病の人、もしくはこれらにかかったことのある人
- ・肥満体型の人
- ・ストレスをためこみやすい人や、睡眠不足で疲れがたまっている人
- ・多胎妊娠をしている人
- ・高齢出産、35歳以上の初産の人
以上のことが挙げられます。
これらに当てはまる人が妊娠高血圧症候群になりやすいです。
妊娠高血圧症候群の予防方法
予防方法としては日頃の生活習慣や食生活に気をつけることで防ぐことが可能ですが、原因がわかっていない為完全に予防することは難しいです。
しかし、以下のことが予防につながることもあるので、意識して生活してみて下さい。
- ・睡眠・休養を十分にとる
- ・塩分を控えた食事
- ・栄養バランスに気をつけた食事
- ・体重の増加に注意する
これらのことに気をつけ生活をした上で、少しでも身体の不調を感じたら医師の診察を受け、妊娠高血圧症候群の早期発見、早期治療に心がけましょう。
