>>血圧が下がった本当の方法は こちら<<
高血圧 基準
「高血圧」という言葉は良く耳にしますが、
「どこからが高血圧なんだろう?」
って思う人もいると思います。
そんな人のために、今回は高血圧の基準について触れてみようと思います。
高血圧の基準
「高血圧」とは、「拡張期血圧が90以上または収縮期血圧が140以上が続く状態」を呼びます。
参考までに、「拡張期血圧」「収縮期血圧」についてです。
拡張期血圧
拡張期血圧とは心臓が拡張した時の圧力を指します。
収縮期血圧
収縮期血圧とは心臓が縮んで、全身に血液が送り出された時の圧力を指します。
最高血圧とも言われています。
高血圧の世界的な基準
もう少し細かい高血圧の基準値について知っておきましょう。
上で述べた値を、一つ知っておいて、高血圧の基準にするといいでしょう。
でも、せっかくですから、高血圧の基準の詳しい値についても触れておきますね。
1999年2月に世界保健機関(WHO)と国際高血圧学会(ISH)により、新しい高血圧の定義が発表されました。
至適血圧
収縮期血圧(mmHg)120未満
拡張期血圧(mmHg)80未満
正常血圧
収縮期血圧(mmHg)130未満
拡張期血圧(mmHg)85未満
正常高値血圧
収縮期血圧(mmHg)130-139
拡張期血圧(mmHg)85-89
高血圧
収縮期血圧(mmHg)140以上
拡張期血圧(mmHg)90以上
グレード1 [高血圧(軽症)]
収縮期血圧(mmHg)140-159
拡張期血圧(mmHg)90-99
グレード2 [高血圧(中等症)]
収縮期血圧(mmHg)160-179
拡張期血圧(mmHg)100-109
グレード3 [高血圧(重症)]
収縮期血圧(mmHg)180以上
拡張期血圧(mmHg)110以上
治療開始の血圧の値の目安
高血圧の治療開始値の目安は、
収縮期血圧(mmHg)160以上
拡張期血圧(mmHg)90以上
です。
70歳以上では収縮期血圧には、「年齢プラス100mmHg」を目安として用います。
高血圧の治療の降圧目安
高血圧の治療では、降圧目標値というのがあり、その値を目指して、高血圧の治療を行ないます。
降圧目標値
70歳代
収縮期血圧(mmHg)150〜160未満
拡張期血圧(mmHg)90mmHg未満
80歳代
収縮期血圧(mmHg)160〜170未満
拡張期血圧(mmHg)90mmHg未満
80歳代後半
「80歳代後半の超高齢者は、高血圧が循環系に直接悪影響を及ぼす場合を除いては,生活改善にとどめるべき。」とされています。
私には90歳になる祖母がいます。
彼女も高血圧の治療を行っていますが、年寄りは、結構、薬の副作用が強くでたり、循環系や腎臓に薬の負担がかかります。
なので、家族の人が様子を見ながら、医師と相談しながら治療を続けていく事が大切だと思います。
理想の血圧
血圧には、理想的な正常高値血圧というものがありあます。
高血圧の値でなくても、この正常高値血圧の範囲に入っていなかった人は、注意が必要ですよ。
年々、世界的に血圧に関しては、値が厳しくなってきています。
なので、「正常高値血圧」の範囲内に血圧が治まるように努力しましょう。
正常高値血圧
正常高値血圧の値は、収縮期血圧が130〜139、または拡張期血圧が85〜89の数値であれば、理想的だと言われています。
高血圧は様々な合併症を引き起こします
高血圧脳卒中や心筋梗塞などの合併症は、高血圧の影響が大きいとされています。血圧を下げれば少しでもその危険から身を守ることができるのです。
関連記事
本態性高血圧
高血圧の9割が「本態性高血圧」だと言われています。貴方の高血圧も「本態性高血圧」である可能性が非常に高いですよ。
多くの人の高血圧であると言われている「本態性高血圧」について知りましょう。
血栓が引き起こす病気
血栓が引き起こす病気は、死にも至る恐ろしいものがあります。血栓が引き起こす病気の怖さを知って、毎日の生活で血栓ができないように気をつけましょう。
脳卒中 前兆
高血圧が引き起こす恐ろしい病気の1つが脳卒中です。脳卒中の前兆にはどのようなものがあるのか知っておきましょう。脳卒中は時間との戦いです。脳卒中の前兆を知っておく事は大切です。
血圧を下げる野菜
野菜は体にいいので、積極的に毎日食べましょう。野菜の中にも「血圧を下げる野菜」があります。高血圧の人は、これらの野菜を積極的に食べる事で、毎日の食事から高血圧対策ができます。
糖尿病 初期症状
糖尿病は初期段階では、なかなか気がつかない病気です。そのため、気がついた時には、「重い糖尿病になっていた」というのが多く、とても恐ろしい病気です。糖尿病の初期症状を知っておく事で、糖尿病を早期発見早期治療しましょう。
血圧の測り方
正しい血圧の測り方を知りましょう。自分の血圧を正確に知る事は、毎日の健康管理で大切です。